御御
おみ
接頭辞
標準
honorific or polite prefix
文例 · 用例
これが主水之介の妹菊路でござる」「そちらが御妹御御意中の御小姓か」「と、まア、左様に若い者を前にして、あからさまなことは言わぬものじゃ。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
是は蓋し女御御治定に付き改めてこの御沙汰があつたもので、この時初めて御稽古申上げたものではあるまい。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
文中「嫁御御祝儀に有合候宮島楊枝進申候、薄物に候、これは乗韋と可被思召候」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
嫁御御祝儀に有合候宮島楊枝進申候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
上件ハ唯、大兄|計ニ内ニも御御申聞|被成候時ハ、猶幸の事ニ候。
— 慶応三年十月十八日 望月清平あて 『手紙』 青空文庫
」と落ちついて言ひ、昨夜はどうしましたとか何とかいふ事はいつさい問はず、「おみおつけが冷たくなりまして、」と低くつぶやいて、お爺さんの朝食の支度をする。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
十時過ぎに帰って来て、袂からおみやげの金鍔と焼き栗を出して余のノートを読んでいる机のすみへそっとのせて、便所へはいったがやがて出て来て青い顔をして机のそばへすわると同時に急に咳をして血を吐いた。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
おみなごの足らはぬふしや多からん母の名によりて許せよわが子。
— ――型でなしに 『家庭愛増進術』 青空文庫
作例 · 標準
例句