番卒
ばんそつ
名詞
標準
sentry
文例 · 用例
当番卒がきめられる。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
当番卒が背中を流すけはいがする。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
今一つは、夫他行の際、左の番卒を画き置きしに、帰り来れば番卒右にあり、怒って妻を責むれば、永々の留守ゆえ左右の立番を振り替えたのだと弁じたとある。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
(独醒雑志) 紅衣の尼僧 唐の宰相の賈耽が朝よりしりぞいて自邸に帰ると、急に上東門の番卒を召して、厳重に言い渡した。
— 異聞総録・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
シローテは歩行できないので、二人の番卒に左右から助けられて現れた。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
非常な大男で六尺をはるかに越えてゐるやうに見え、番卒は左右の腋にもぐりこむぐらゐであつた。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
あまつさへ江戸へ来てのちは、すでに年も暮れようとし、ほどなく雪の降る季節になつたといふのに、此処に詰めてゐられる士分の方々を始め番卒御一統日夜を分たず守りについていたゞいて、自分としては見るに忍びない思ひである。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
白石はこの詰問に押しかぶせて、おまへは年の終りも近づき寒気のきびしい折から番卒共が昼夜を分たず守りについてくれるのが見るに忍びぬと申すのであるな、と訊く。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
作例 · 標準
城門には、厳重な番卒が配置され、不審者の侵入を警戒していた。
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夜間、番卒は城壁の上から周囲を監視し続けた。
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番卒の目を盗んで、彼はこっそりと城を抜け出した。
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