猫屋敷
ねこやしき
名詞
標準
文例 · 用例
犬神、蛇を飼う婦、蟇を抱いて寝る娘、鼈の首を集める坊主、狐憑、猿小僧、骨なし、……猫屋敷。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
この家は「猫屋敷」と呼ばれて居り、川野ノブは「猫婆さん」で、どこででも通る。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
花輪でもやろか、「猫丸さんに」ちゅうて、ワッハッハッハッ」「それでは」 つれだって、姉妹は、「猫屋敷」を出た。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
「猫屋敷」を出た玉井勝則が、原田家に到着するまでには、普通以上に、時間がかかった。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
さながら怪猫屋敷、有馬様でもこれほどではあるまいと気の弱い客はぞっとする。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫