幕府領
ばくふりょう
名詞
標準
land under the direct control of the shogunate
文例 · 用例
この中で住友は伊予の別子の銅山を元禄以来開いており、その地は幕府領ではあるが、私の藩が預かっていたから住友と特別の親みもあった訳だが、それでも金の事となると随分談判に骨が折れた。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
徳川幕府領ではたしか享保度に大きな新田|検注があった。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
年の豊凶によらず、毎年定額のやや低い年貢を納めさせる土地ということで、地方の書物を読んでみると、幕府領でもこれが普及したのは江戸中期、享保の頃からであった。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
幕府領などは大分前から、米年貢に改まっていたが、小さな大名領では江戸期終りまで、籾俵の年貢を取っていた地方も少なくはなかった。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫