泥炭
でいたん異読 すくも
名詞名詞-の形容詞
標準
peat
文例 · 用例
沼炭だぞ、泥炭があるぞ、さてこそこの平はもと沼だったな、道理でむやみに陰気なやうだ。
— 宮沢賢治 『沼森』 青空文庫
泥炭層を水がちょろちょろ潜ってゐる。
— 宮沢賢治 『沼森』 青空文庫
全く別の世界だぞ、 気を落ちつけて(黄のひかり)あるある、あるには有るがあの泥炭をつくったやつの甥か孫だぞ、黄のひかりうすあかり鳴れ鳴れかしは。
— 宮沢賢治 『沼森』 青空文庫
スコットランドへ旅行して鳶色をした泥炭地の河水の泡に興味を感じて色々実験をしたのもこの時代のことであった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
洪積期の遺物と見られる泥炭地や砂地や、さもなければはげた岩山の多いのに驚いたことであったが、また一方で自然の厳父の威厳の物足りなさも感ぜられた。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
泥炭層の伏流がどういふものか承知かね?
— 宮沢賢治 『春と修羅 第二集』 青空文庫
晝間になつて日が照り出すと、人の往來する所だけはどろ/\に雪解がして、泥炭地の水のやうな黒褐色の水が盤に踏み固められた雪路の上を逃げ所もなく漂ひ※る。
— 有島武郎 『春』 青空文庫
それから 泥炭の しみたれた 巫戯けだ。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
作例 · 標準
スコットランドでは、泥炭を燃料として暖炉で燃やす習慣がある。
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泥炭地には、独特の生態系が形成されている。
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この地域は、古くから泥炭の採掘が盛んに行われてきました。
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ウィキペディア
泥炭 は、泥状の炭で、石炭の一種。石炭の中では植物からの炭化度が少ない。見た目は湿地帯の表層などにある何の変哲もない普通の泥だが、可燃物である。採取して乾かせば燃料として使用できる一方で、山火事の延焼要因ともなる。英語のピート、あるいは草炭 とも呼ばれることがある。
出典: 泥炭 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0