一つ二つ
ひとつふたつ
名詞
標準
one or two
文例 · 用例
江心白帆の一つ二つ。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
重兵衛さんの次男で自分よりは一つ二つ年上の亀さんからも実に色々のことを教わった。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
小舎が近ごろ出来て保存の不完全な火山弾が、一つ二つ庭に転がっている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
何しろ僅少な材料であるから何事も確かな事は云われないが、ただ一つ二つ気の付いた事がある。
— 寺田寅彦 『歌の口調』 青空文庫
余も一つ二つ拾って向こうの便所の屋根へ投げると、カラカラところがって向こう側へ落ちる。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
六月一日長子が週末で帰省したときに、自分はもう永くはないが、ただ一つ二つ仕上げておきたいことがあると云った。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
浅夜に瀟洒な鉄線を組み立てている清洲橋を渡って、人形町の可愛らしい灯の中で青苦い香気のある冷し白玉を喰べ、東京でも東寄りの下町の小さい踊り場を一つ二つ廻って、貝原はあっさり小初の相手をして踊る。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
わずかに地震計に感じるくらいの地震ならば日本のどこかに一つ二つ起こらない日はまれであり、顕著あるいはやや顕著と称する地震の一つ二つ起こらない月はない。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
作例 · 標準
彼の話には、一つ二つ聞き流せない点があった。
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箱の中には、まだ一つ二つリンゴが残っていた。
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新しいプロジェクトには、一つ二つ不安な点がある。
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