見晴らす
みはらす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
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文例 · 用例
見晴らす広漠とした河原に石と砂との無限の展望。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
二階に客のない時は大広間の真中へ椅子を持出して、三十畳を一人で占領しながら海を見晴らす。
— 寺田寅彦 『嵐』 青空文庫
筑紫野を見晴らす大根畠と墓原の間の小径の行止まりに、万延寺の本堂と背中合わせにして一軒の非人|小舎がある。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
博多の町の南の出外れ、万延寺の本堂と背中合わせの竹瓦に板庇、板敷土間に破れ畳二枚、ガタガタ雨戸の嵌め外しがやはり二枚という、乞食小舎の豪華版から、墓原越しに見晴らす筑紫野は、これも晩春の豪華版であろう。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
登りつめるときれいな芝を植えた斜面から玉川沿いの平野一面を見晴らす事ができた。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
雨はだんだん強くなって、二階の縁側から見晴らす海も潮けむりに暗かった。
— 岡本綺堂 『恨みの蠑螺』 青空文庫
裏の行きとまりに低い珊瑚樹の生垣、中ほどに形ばかりの枝折戸、枝折戸の外は三尺ばかりの流れに一枚板の小橋を渡して広い田圃を見晴らすのである。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
その当時の東海道は品川から浜川、鮫洲で、鮫洲から八幡さまのあたりまでは、農家や漁師町が続いていますが、それから大森までは人家が途切れて、一方は海、いわゆる安房上総をひと目に見晴らすことになる訳で、仕置場までの間を鈴ヶ森の縄手と呼んでいました。
— 妖狐伝 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
城の天守閣に登り、かつての殿様と同じように自分の城下町を隅々まで見晴らした。
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遮るもののない広大な草原の真ん中に立ち、地平線の彼方まで続く大地を見晴らす。
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「高層ビルの屋上から都会の喧騒を見晴らしていると、不思議と心が落ち着くんだ。」
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