一役
ひとやく
名詞頻度ランク #23658 · 青空 197 例
標準
role (which someone or something plays in a given situation)
文例 · 用例
私はいつも講演のあとで覚える、もっと話し続けたいような、また一役済ましてほっとしたような――緊張の脱け切らぬ気持で人々に混って行った。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
「眞晝」の淺見篤も一役持つてゐた。
— 梶井基次郎 『『青空』のことなど』 青空文庫
」「あれはね、筵に包んで担ぎ出して、番町の小浜という邸へ行って、玄関見附に大きな松の木があるから好さそうな枝を見繕って、ぶら下げて来るように、権と八に一役おつけ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
「なるほど、じゃ、僕は案外一役買っているわけだね」 そう言って、小田はふと考えこんでいたが、やがて、起ち上ると、「君、散歩しないか。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
もとより、これがお前の仕組んだ芝居で、可哀相な幸子はただ死にかけたお前に対する憐憫から心にもない一役を演じたに過ぎないなぞとは、知るべくもなかったのだ。
— 渡辺温 『勝敗』 青空文庫
永遠に、従妹ベット一役だ。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
……御覧の通り人間の中の変な蕈のような、こんな野郎にも、不思議なまわり合せで、その婦たちのあとを尾けて行かなけりゃならねえ一役ついていたのでございましてね。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
先月の勤めに一方ならず苦労いたし、外を歩行くも、から脛を踏んでとぼつきます……と申すが、早や三十年近う過ぎました、老人が四十代、ただ一度、芝の舞台で、この釣狐の一役を、その時は家元、先代の名人がアドの猟人をば附合うてくれられた。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
作例 · 標準
このプロジェクトの成功には、君の貢献が大きな一役を担った。
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彼女は、チームのムードメーカーとして、いつも場を和ませる一役を買っている。
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新しい法律が施行され、中小企業支援に一役買うことが期待されている。
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