先手
さきて
名詞頻度ランク #22708 · 青空 497 例
標準
front lines
文例 · 用例
興津を過ぐる頃は雨となりたれば富士も三保も見えず、真青なる海に白浪風に騒ぎ漁る船の影も見えず、磯辺の砂雨にぬれてうるわしく、先手の隧道もまた画中のものなり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
だれでも目につく大室山を先手にして、その後に寄り添って、長尾山、片蓋山、天神山、弓射塚、臼山など、富士山を御本丸として大手からめ手に、火山の出城を築きあげている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
」 警視長官は笑いながら先手を打って唄うたいの反則事件の調書を見せようとした。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
その女の行者のことは、このあいだからわっしもちらりと聞き込んでいたんですが、ついその儘にして置いて、八丁堀の旦那に先手をうたれてしまいました。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
「しかし、奴等は、俺等の武器が奴等にむかって突ッかかって行くのを怖がって、先手を打ちやがったんだ!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
だが、今度、俺等が剣を持った日にゃ、先手を打たれやしないぞ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
もうアンタに先手を打たれたか」「先手なら商売柄アンタの方じゃろう。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
黒田藩の大目付様に先手を打たれて、今頃はボンヤリしておる事と存じまするが……この後始末はいずれ貴方様へかかって来る事と存じまするが……」 半三郎はもう腰が抜けたように呆然となっていた。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
作例 · 標準
常に先手を打って行動することが、ビジネスでは重要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
将棋の対局では、先手番が有利とされることが多い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
敵の攻撃に対し、彼は巧みに先手を読み、防衛した。
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