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八寸

はっすん
名詞
1
標準
distance of eight sun (approx. 24 cm)
文例 · 用例
自動車は、また、八寸置きに布片の目じるしをくゝりつけた田植縄の代りに木製の新案特許の枠を持って来た。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
そのほかにも、かれ、蚊帳吊るため部屋の四隅に打ちこまれてある三寸くぎ抜かばやと、もともと四尺八寸の小女、高所の釘と背のびしながらの悪戦苦闘、ちらと拝見したこともございました。
――(生れて、すみません。) 二十世紀旗手 青空文庫
長さが一尺八寸あるいは八分だから尺八だというというのはいかにももっともらしいが、これには充分疑う余地がある。
寺田寅彦 日本楽器の名称 青空文庫
霜が深くて汚れるよ」なるほど径は霜柱が七八寸も立っていて、ざくりざくりと足が滅込むので長靴でなければ歩けないのだ。
岡本かの子 酋長 青空文庫
蒟蒻、蒲鉾、八ツ頭、おでん屋の鍋の中、混雑と込合って、食物店は、お馴染のぶっ切飴、今川焼、江戸前取り立ての魚焼、と名告を上げると、目の下八寸の鯛焼と銘を打つ。
泉鏡花 露肆 青空文庫
八寸ばかりのほのぐらい、が活けるが如き木彫である。
泉鏡花 七宝の柱 青空文庫
八寸釘を、横に打つようなこの拷掠に、ひッつる肌に青い筋の蜿るのさえ、紫色にのたうちつつも、お澄は声も立てず、呼吸さえせぬのである。
泉鏡花 鷭狩 青空文庫
」 目の下およそ八寸ばかり、濡色の鯛を一枚、しるし半纏という処を、めくら縞の筒袖を両方大肌脱ぎ、毛だらけの胸へ、釣身に取って、尾を空に、向顱巻の結びめと一所に、ゆらゆらと刎ねさせながら、掛声でその量を増すように、魚の頭を、下腹から膝頭へ、じりじりと下ろして行くが、「しゃッ、しゃッ。
泉鏡花 古狢 青空文庫
作例 · 標準
昔の職人は、八寸の釘を正確に打ち込む技術を持っていた。
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この掛け軸の長さは、およそ八寸ほどしかない。
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「この隙間、八寸くらいあるから、あの板は入らないだろうな。」
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2
標準
dish or tray of this size (esp. used in kaiseki cuisine to serve several kinds of delicacies)
作例 · 標準
懐石料理では、季節の食材を盛り合わせた美しい八寸が供される。
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お正月のお祝い膳には、彩り豊かな八寸が欠かせない。
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「見て!この八寸、本当に芸術的だね。食べるのがもったいないくらい。」
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3
標準
variety of thick, traditional Japanese paper
作例 · 標準
浮世絵の版画には、独特の風合いを持つ八寸紙がよく使われた。
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この八寸紙は、墨の吸い込みが良く、書道に適している。
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「古い巻物を修復するには、やはり上質な八寸紙が必要だね。」
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