寝ずの番
ねずのばん
名詞
標準
night watch
文例 · 用例
それは人に医者へ行ってもらうことと誰かに寝ずの番についていてもらうことだった。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
春よしでは、婆やだけ残して抱え全部を懇意な待合の一室に外泊させ、お神も寝ずの番で看護を手伝うのだったが、苛酷な一面には、派手で大業な見栄っぱりもあり、箱丁を八方へ走らせ、易を立てるやら御祈祷を上げて伺いを立てるやらした。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
深夜、保護室の隣りの宿直室で、寝ずの番をしていた年寄りのお巡りが、間のドアをそっとあけ、「おい!
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
寝ずの番の看守、うろ、うろ。
— 太宰治 『HUMAN LOST』 青空文庫
平太郎の友人になっている武内伝吉、横井孫作、森川一平の三人が来て、今晩は寝ずの番をして妖怪の正体を見届けると云った。
— 田中貢太郎 『魔王物語』 青空文庫
その夜、フェリアは銃を携え、寝ずの番をした。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
大変悪くて寝ずの番までしている病人が、どうして歩いて来たのだろうと思って、主翁は眼を※った。
— 田中貢太郎 『黄燈』 青空文庫
寝ずの番が二人ゐた。
— 徳田秋聲 『草いきれ』 青空文庫
作例 · 標準
高熱の子供のために、母親は一晩中寝ずの番をした。
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嵐の夜は、船が無事か確認するため寝ずの番が必要だ。
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彼らは徹夜で作業を続け、まさに寝ずの番という状態だった。
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ウィキペディア
『寝ずの番』(ねずのばん)は、中島らも著作の短編小説集。劇中の落語家は、六代目笑福亭松鶴をモデルとしたといわれている。
出典: 寝ずの番 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0