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甲掛け

こうがけ
名詞
1
標準
gauntlet
文例 · 用例
」 慌しく声を掛けて、白足袋のしょぼけた草鞋で、つかつかと寄ろうとした、が、ふと足を曳いて、手甲掛けた手を差伸ばして、「もしもし、大高|氏、暫時、大高氏。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
銀子があけてみると、出の着物で島田の半身像のほかに仮装が幾枚かあり、手甲甲掛けの花売娘であったり、どんどろ大師のお弓であったりしたが、お篠お婆さんに似て小股のきりりとした優形であった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
それは五年目々々々に行はれる村の行事で、伊賀から伊勢へ、さう遠くもないところを、ぐるツと※り道して往復七日がかりで、木遣り音頭を謠ひながら、白裝束に脚絆、甲掛け、菅笠に金剛杖といふ山登りの姿をして、ゆる/\と出かけるのである。
上司小劍 石川五右衞門の生立 青空文庫
さうして、翌日の出立に、源右衞門の家の勢揃ひへ眞ツ先きに行つたのは文吾で、白衣に脚絆甲掛けの姿が可愛らしかつた。
上司小劍 石川五右衞門の生立 青空文庫
塵よけの手拭を深くかぶっているので眼鼻だちはよくわからないが、日にやけた浅黒い横顔や、甲掛けから出ている手爪先や、また身妝のさっぱりとしたようすでみると、大きな商家の番頭というふうであった。
山本周五郎 夜の蝶 青空文庫
作例 · 標準
剣道では竹刀の衝撃から手を守るため、頑丈な甲掛けを使用する。
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博物館には、中世の騎士が実際に戦場で身につけていた鉄製の甲掛けが展示されている。
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修理に出していた甲掛けが戻ってきたが、革の匂いがまだ新しく手に馴染まない。
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