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木靴

きぐつ
名詞
1
標準
wooden shoes
文例 · 用例
そして私の足もとから私の歩みを引き離して、それでもつて町の向う側を、木靴でもつてのやうに鳴らしだした。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から 青空文庫
やがてKさんと一緒に、質素な詰襟の服を著て、黒塗の木靴をはいた、五十位の年配の人が出て來た。
南部修太郎 修道院の秋 青空文庫
彼の木靴の音が床に緩く響いた。
南部修太郎 修道院の秋 青空文庫
そうしてそこではびっこがなんの役にも立たないむしろ目ざわりなうるさい木靴の騒音発声器になっているだけである。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
お百姓さんは、すぐさま、そばへやってきて、木靴で氷をくだいて、家のおかみさんのところへ持って帰りました。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen みにくいアヒルの子 青空文庫
「すずの手のついた、料理道具があるんでさ」こう言いながら、古い木靴を取り出して、カラスをそのまんなかに入れました。
――むかしばなしの再話―― のろまのハンス 青空文庫
そのチャンチャン坊主の支那兵たちは、木綿の綿入の満洲服に、支那風の木靴を履き、赤い珊瑚玉のついた帽子を被り、辮髪の豚尾を背中に長くたらしていた。
萩原朔太郎 日清戦争異聞(原田重吉の夢) 青空文庫
王冠と、釣竿と、帽子と、木靴を残して一目散に逃失せてしまった。
夢野久作 書けない探偵小説 青空文庫
作例 · 標準
オランダ村の土産物屋には、色とりどりの木靴が並んでいた。
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石畳の坂道を、木靴の軽やかな音がからんころんと響きながら下りてくる。
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昔の工場労働者は、安全のために鉄板入りの木靴を履いていたそうだ。
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「わあ、可愛い!この小さい木靴のキーホルダー、お土産に買っていこう」
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