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擁壁

ようへき
名詞
1
標準
retaining wall
文例 · 用例
「どうするって、あけなきゃ、いつまでも、あそこでねばるじゃねえか」 頭をぶつけないように、四つんばいになって、壁になっているベッドと、補強用の「擁壁」になっているロッカーのあいだに垂れた、遮光のための毛布をあげ、高志は外へ出た。
第1章 ローラーコースター、1966年 45回転の夏 青空文庫
「山の石肌には、巨大な、人面を現はした石積の塔が聳えてゐてね、部屋々々の石柱は、傾き、石粱は落ちかけて、この山石の、廃墟の前庭には、巨きな樹が、倒れかけた擁壁を支へてゐるし、こゝの、杉のミイラと少しも変りはない。
林芙美子 浮雲 青空文庫
石を胸の高さあたりまで斜めに積んだ擁壁の上に、深い生け垣が見えた。
片岡義男 道順は彼女に訊く 青空文庫
ウィキペディア

擁壁(ようへき)は、土壌の安息角を超える大きな高低差を地面に設けたいときに、土壌の横圧に抗して斜面の崩壊を防ぐために設計・構築される壁状の構造物である。土留と称されることもあり、一般に土留は簡素で一時的な構造を、擁壁は本格的で長期的な構造を指す。

出典: 擁壁 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0