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糸瓜

へちま異読 ヘチマ
名詞
1
標準
sponge gourd (Luffa aegyptiaca)
文例 · 用例
しかもお提灯より見っこのねえ闇夜だろうじゃねえか、風俗も糸瓜もあるもんか。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
湯殿の西の窓の細い障子が少し開けてあって、廂へ搦んだ糸瓜の黄な花と青黒い葉と蔓との間から真赤な夕焼雲の端と、鼠色の暮空とが透いて見える。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
衛生も糸瓜もあったものではないが、こんな蛮勇には病魔の方から御免を蒙るのだから、途中腹を下すような弱虫は一人もなく、牛の歩みも一歩一歩黒羽町に近づき、この前途もう半里ばかりという処まで来かかると、ここにも飴ン棒など並べて一軒茶屋。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
金時は頭を掉り、「なに鬼や土蜘蛛なら、糸瓜とも思わねえ。
泉鏡花 活人形 青空文庫
実は、婆々どのの言うことに――やや親仁どのや、ぬしは信濃国東筑摩郡松本中での長尻ぞい……というて奥方、農産会に出た糸瓜ではござらぬぞ。
――其一幕―― 錦染滝白糸 青空文庫
奥方、農産会に出た、大糸瓜の事ではない、はッはッはッ。
――其一幕―― 錦染滝白糸 青空文庫
ジャカジャカと引鳴らせ、糸瓜の皮で掻廻すだ。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
渠は固く拒みて、「思し召しはありがとうございますが、規定の賃銭のほかに骨折り賃を戴く理由がございません」 世話人は推し返されたる紙包みを持て扱いつつ、「理由も糸瓜もあるものかな。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
作例 · 標準
小学校の理科の授業で、プランターに糸瓜の種をまいて観察日記をつけた。
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夏の日差しを遮るために、庭の窓際に糸瓜の立派なグリーンカーテンを作った。
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棚からぶら下がるように大きく育った糸瓜を見て、祖母が嬉しそうに目を細めた。
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2
標準
loofah (bath sponge)
作例 · 標準
昔ながらの糸瓜のボディスポンジは、肌の古い角質を落とすのにちょうどいい。
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お風呂場に吊るしてある乾燥させた糸瓜は、水を含むと柔らかくなる。
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母は毎年、庭で育てた実を煮て皮を剥き、自家製の糸瓜スポンジを作っている。
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3
標準
worthless thing
作例 · 標準
規則も糸瓜もあるものか、今は一刻も早く怪我人を病院へ運ぶのが先決だ。
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予算不足で計画が白紙になったのだから、メンツも糸瓜もあったものではない。
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「常識も糸瓜もない奴だな」と、彼はマナーの悪い客を見て舌打ちをした。
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