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吹き寄せる

ふきよせる
動詞-一段
1
標準
to drift
文例 · 用例
何か人力以上大きなモチーフさえ出て来たなら、人間を木の葉のように一つに吹き寄せることは易々たるものでございましょう。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
だが気流の関係で世界に降った死の灰の吹き寄せる谷間になるという日本で、なす術もなく放射能になぶり殺されるのがたまらない。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
そこでは、闇の外洋から吹き寄せる身を切るような風が、磯波の飛沫とガスをいやというほどわたし達に浴びせかけた。
大阪圭吉 灯台鬼 青空文庫
こいつは、右舷の前方から吹き寄せる風に、ひとりでに押されるように仕掛けられた訳だ。
大阪圭吉 死の快走船 青空文庫
ふりかえって見ると舞台は燈火の中に漂渺として、一つの仙山楼閣を形成し、来がけにここから眺めたものと同様に赤い霞が覆いかぶさり、耳のあたりに吹き寄せる横笛は極めて悠長であった。
魯迅 村芝居 青空文庫
信州側は絶崖が続いているらしいが、覗いて見ても西から吹き寄せる霧の渦巻に遮られて、先までは目がとどかない。
木暮理太郎 大井川奥山の話 青空文庫
(高い波は空にもとどくかのごとく、船も沈むかと思われ、遠くから吹き寄せる風は雪をおびて、白昼であるのにうす暗い。
井上円了 南半球五万哩 青空文庫
西北の空からどっと吹き寄せる疾風、見る見る船はグルリと向きをかえ、人々は滝なす飛沫を一ぱいに浴びました。
浅野和三郎 霊界通信 小桜姫物語 青空文庫
作例 · 標準
秋風が枯れ葉を吹き寄せ、玄関先に小さな山を作った。
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嵐の翌日、海から打ち上げられた流木が浜辺に吹き寄せられていた。
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風が吹き寄せるたびに、桜の花びらが舞い上がり、美しい光景が広がった。
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2
標準
to have the wind start to blow
作例 · 標準
穏やかだった空に、突然、強い風が吹き寄せ始めた。
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窓の外で木々が大きく揺れ、いよいよ嵐が吹き寄せると感じた。
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夕焼け空の下、冷たい風が吹き寄せ、冬の訪れを予感させた。
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吹き寄せる(ふきよせる) — 幻辞.com