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呼び子

よびこ
名詞
1
標準
whistle
文例 · 用例
けれどもそのときはもう硝子の呼び子は鳴らされ汽車はうごきだし、と思ううちに銀いろの霧が川下の方から、すうっと流れて来て、もうそっちは何も見えなくなりました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
先生はぴかぴか光る呼び子を右手にもって、もう集まれのしたくをしているのでしたが、そのすぐうしろから、さっきの赤い髪の子が、まるで権現さまの尾っぱ持ちのようにすまし込んで、白いシャッポをかぶって、先生についてすぱすぱとあるいて来たのです。
宮沢賢治 風の又三郎 青空文庫
」先生は呼び子をビルルと吹きました。
宮沢賢治 風の又三郎 青空文庫
そのとき先生がいつものように呼び子をもって玄関を出て来たのです。
宮沢賢治 風の又三郎 青空文庫
猟師は岩に腰を掛けて煙草を二、三ぶく吸っていたが谷の方で呼び子の笛が鳴るとすぐ小藪の中に隠れてどこかに行ってしまった、僕も急いで叔父さんのところへ帰って来ると、『どうだ、取れていたか、そうだろう、今に見ろここで大きな奴を打って見せるから。
国木田独歩 鹿狩り 青空文庫
いちばん近い二等車の昇降口の所に立っていた車掌は右の手をポッケットに突っ込んで、靴の爪先で待ちどおしそうに敷き石をたたいていたが、葉子がデッキに足を踏み入れると、いきなり耳をつんざくばかりに呼び子を鳴らした。
有島武郎 或る女 青空文庫
刹那に、バタバタとその影が走り出すと走り乍らけたたましく呼び子を吹き鳴らした。
佐々木味津三 流行暗殺節 青空文庫
そのまにも、捜索隊の足音は、ちらちらと提灯の光りを闇のかなたにちりばめて、呼び子の音を求め乍ら、バタバタと駈け近づいた。
佐々木味津三 流行暗殺節 青空文庫
作例 · 標準
審判が試合開始の呼び子を吹いた。
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子供たちは、新しい呼び子をもらって喜んでいた。
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警備員は、不審者を見つけて呼び子を鳴らした。
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