採るべき道
とるべきみち
名詞
標準
course of action
文例 · 用例
みんなの相談が済んだら、「自分の今後の採るべき道は、此の人に訊かう」とさう考へながらその眼をまた威張れる男の方に廻した。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
なんとか宥めて親たちに引渡してやるのが、自分として採るべき道であろうと思ったので、彼はにわかに声をやわらげた。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
斉彬公が、又、御幼君が、よし、御当家のため邪魔であるにしても、これを除けよと命ぜられたる時には、兵道家はただ一つ――採るべき道はただ一つ、一死を以て、これを諫め、容れられずんば、腹を裂く。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
後日の新発見を待って学説の完きを期するは、自分ただ一人が研究の衝に当る場合においてのみ採るべき道である。
— 喜田貞吉 『遺物・遺蹟と歴史研究』 青空文庫
日本の立場として、国民感情の上から、それはできないというのなら、採るべき道は、ただ一つしかない。
— 中谷宇吉郎 『科学ブームへの苦言』 青空文庫
しかしその研究に採るべき道は、この問題に全然手をつけていない今の時期でも、はっきりと指示することが出来るように、自分には思われる。
— 中谷宇吉郎 『泥炭地双話』 青空文庫
骨は折れても、何か手がかりが掴めそうな気もしたし、また長い自分の経験から不良工員のほうに目をつけるのが採るべき道であるようにも思われたのである。
— 合作の三 『五階の窓』 青空文庫
作例 · 標準
会社が存亡の危機にある今、リーダーとして採るべき道は一つしかない。
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彼は自らの信念に従い、周囲の反対を押し切って困難な採るべき道を選んだ。
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将来について悩み抜いた末、彼女はやっと自分が本当に採るべき道を見出した。
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