諸税
しょぜい
名詞
標準
文例 · 用例
就中儂の、最も感情を惹起せしは、新聞、集会、言論の条例を設け、天賦の三大自由権を剥奪し、剰え儂らの生来かつて聞かざる諸税を課せし事なり。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
新知識を吸集するに鋭意な徳川新将軍の代となってから、仏国公使ロセスの建言を用い、新内閣の組織を改め、大いに人材登庸の道を開き、商工業に関する諸税を課することから鉱山を開き運輸を盛んにすることまで、種々な計画は皆「土蔵付き売屋」の意味を帯びていた。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
しかしその場合も家賃を払わない代り、家屋の建築費およびその利子、地代、諸税、保険料を合算するとほぼ家賃と同額になる。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
父の歿後、いよいよ国防を厳にし、軍備を増強するため、河川関門の徴税、そのほかの諸税など、急に増して取り上げたのが人心を離れさせたのでしょうか」「否」 快川は頭を振った。
— 第六分冊 『新書太閤記』 青空文庫