馳せ入る
はせいる
動詞
標準
文例 · 用例
元来信玄の兵法は、密集の突撃部隊を用いて無二無三に突進し、敵陣乱ると見るや、騎馬の軍隊が馳せ入ると云う手段であって、常にこの戦法の下に勝を収めて来たのである。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
侍女たちは心を残しつつ、合点き合って兵士らの後を追い、露台上手へ馳せ入る。
— ――市川猿之助氏のために―― 『若き日の成吉思汗』 青空文庫
善鸞、勝信門に馳せ入る。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
今朝、敵中へ馳せ入るまえに、どんなことになりましょうとも、もいちど帰って、おそばで一しょに相果てますると、約束して去ったやつだ。
— 新田帖 『私本太平記』 青空文庫