都督
ととく
名詞
標準
governor-general
文例 · 用例
諸藩|漸く削奪せられんとするの明らかなるや、十二月に至りて、前軍都督府断事高巍書を上りて政を論ず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
よって瑛を逮捕し、都督|宗忠をして兵三万を率い、及び燕王府の護衛の精鋭を忠の麾下に隷し、開平に屯して、名を辺に備うるに藉り、都督の耿謝貴に勅して、厳に北平の動揺を監視しせしむ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
帝黄子澄の言を用い、長興侯耿炳文を大将軍とし、李堅、寧忠を副えて北伐せしめ、又|安陸侯呉傑、江陰侯呉高、都督都指揮盛庸、潘忠、楊松、顧成、徐凱、李文、陳暉、平安等に命じ、諸道並び進みて、直に北平を擣かしむ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
北平の李譲、梁明等、世子を奉じて防守甚だ力むと雖も、景隆が軍|衆くして、将も亦雄傑なきにあらず、都督瞿能の如き、張掖門に殺入して大に威勇を奮い、城|殆ど破る。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
帝|都督僉事陳却って燕に降り、舟を具えて迎う。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
ここにおいて諸屯邸に至り、諸強族が官兵を役使しまた逋亡を蔵せるを検校し、ことごとく事を以て言上し、罪さるる者甚だ多し、陸杭時に江陵の都督たり、ことさらに孫皓に下請し、しかる後釈くを得たりとある。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
」新調の軍服10・25(夕) ぢぢむさい蛹が化けて羽の黄ろい足長蜂となると、尻つ尾の先に剣をつけるやうに、中村雄次郎|男は、満鉄総裁から関東都督に職業替へをしたばつかりに、一旦|予備役になつた身で、再び現役中将になり戻つて腰に佩刀をがちやがちやさせるやうになつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
都督の辞令を受取つた中将は、漸とこの頃似合ふやうになつた背広服を、惜気もなく脱ぎ捨てて早速中将の軍服に着替へようとした。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
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都督(ととく)は、中国の官職または称号。三国時代に現れ、軍政を統轄した。また4世紀 - 6世紀には、中国と外交関係を持つ近隣諸国・諸民族の君主・臣下に授与される称号の一部としても用いられた。
出典: 都督 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0