どちらでもない
どちらでもない
表現
標準
neither
文例 · 用例
敬坊は人道的、樹明君は人情的、私はそのどちらでもあり、そのどちらでもない、むしろ非人道的、非人情的でありたいと考へてゐる(感傷的であるのは恥づかしい)。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
「どちらでもないの、まるで気まぐれなの。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
自分はどちらでもないということは許されない。
— ――私信―― 『一つの世界』 青空文庫
何一つこの男には、悪人なら悪人、善人なら善人という、はっきりしたところがなく、そのどちらでもないところに、何かしら不気味なものが現われていた。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
眼ざす私の舞台は漠として分らなかったが、それは今日の農会の人の集りのようでもあれば、強盗横行の東京のようでもあり、そのどちらでもない、荒れ狂った濁流の世の若さが、今見る雪の飛び交うさまに見えたりしているようでもあった。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
どちらでもない、と彼女は言った。
— 豊島与志雄 『女心の強ければ』 青空文庫
ところが、怪星ガンはそのどちらでもないようですね。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
」「好きでも嫌いでも……どちらでもないわ。
— 豊島与志雄 『変な男』 青空文庫
作例 · 標準
「AとB、どちらでもないという選択肢はないのか?」
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彼の答えは、イエスでもノーでもなく、どちらでもないだった。
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その質問には、どちらでもないという返事が一番適切だ。
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