ナルシス
ナルシス
名詞
標準
Narcissus
文例 · 用例
信吉が女を誘惑するのは、好色ではなく結局自尊心の満足のためであり、ナルシスの彼は、女から彼の美点を賞讃してもらいたいために、女に好かれたいのだ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
週刊『ル・リベルテエル』(自由人)月刊『ラ・ルヴィユ・アナルシスト』(無政府主義評論)との事務所になっているほかに、ラ・リブレリ・ソシアル(社会書房)という小さな本屋をもやっているので、店はみな地並みにあるわけなのだ。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
会の始まる前に『ル・リベルテエル』や『ラ・ルヴィユ・アナルシスト』(無政府主義評論)なぞを会場で売り歩いていた連中だ。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
そして又何時ものやうに、愛着的な、優雅な、細心な、そして凛々しい表情と態度とがおゝ我が友よ、僕をしてナルシスの愛と美を想はせる。
— 與謝野寛 『梅原良三郎氏のモンマルトルの画室』 青空文庫
――何故に、日本人が、素戔鳴尊を祀り、西洋人がナルシスを先祖の一人に加えねばならぬのか。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
伸びる買收の手「ボンズ(坊主)とクレチャン(基教徒)とが寄つて、アナルシスムの修業をするなんて、東洋でなくては見られない風景だネ」 ルクリュ翁はいかにも興味深げであつたが、マダムはわたしの執えうな基教思想に不滿の面持であつた。
— 石川三四郎 『浪』 青空文庫
「アナルシストが十字架で惱むなんて、およそ意味がないではありませんか?
— 石川三四郎 『浪』 青空文庫
美少年ナルシスと水精ニンフの性をとり違へなかつたのは、さすがに男色の盛んだつた古代ギリシャの智慧ではある。
— ナルシシスムの運命 『三島由紀夫』 青空文庫
作例 · 標準
ナルシスは、ギリシャ神話で自分の美貌に恋をした若者として知られている。
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ナルキッソスとも呼ばれる、この人物の物語は有名だ。
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ナルシスが自分を映した水面に映った自分の姿に恋をしたという伝説がある。
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ウィキペディア曖昧さ回避
ナルシス (Narcisse, Narcissus) ナルキッソス - ギリシャ神話で、水鏡に写った自分自身を愛してしまった美少年のこと。 ナルキッソスにちなんで自己愛主義の事を指す。 ナルシス (フランスの企業) - 自転車やオートバイの黎明期にあった製造メーカー。
出典: ナルシス — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0