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援引

えんいん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
reference
文例 · 用例
その上に固く結束して互に相援引し、応援するにも敵対するにも一斉に起って進退緩急の行動を侶にした。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
名称や定義はどうでもよいとして、新しい約束で勝手にこれを定めるというならば、過激派が天下を取る世の中においては、それも一の囚われない方法かも知れぬが、いやしくも古書の記事を援引して、これを研究しようとするには、必ずまずその正しい用法を調査して、これに従わねばならぬではあるまいか。
喜田貞吉 遺物・遺蹟と歴史研究 青空文庫
それには我が傀儡子によく似たものを高麗で「広大」と云ったが、その朝鮮音はやはり Koang-tai で、傀儡の音と殆ど同じであるとの事をも援引せられているのである。
古代社会組織の研究 くぐつ名義考 青空文庫
しかしながら、柳田君の研究にも、なお自分の腑に落ちないところが多いとともに、氏の援引せられた豊富なる材料以外にも、まだ捨てがたい材料が少からず遺されてある。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
左すれば『ほととぎす』発行者などは大に声援引き立ててやる義理も有之べきかと存候。
高浜虚子 漱石氏と私 青空文庫
如何に彼が大奥の援引によりてその位を固うしたるにせよ、如何に彼が苟安を偸取したるの譏りは免るべからざるにせよ、如何に因循姑息の風を馴致し、また馴致せられ、弊船に坐して深淵に下るに一任したるにせよ、彼は少くとも大臣たるの器を具えたるを許さざるを得ず。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
然れども彼を援引したるものは、実に儲君論その主眼にして、彼は実に一橋党のために擁せられて、ここに至りたるを忘るべからず。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
作例 · 標準
スピーチでは、歴史上の名言を援引することで、聴衆に強い印象を与えた。
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法律の専門家は、過去の判例を援引して自分の主張の正当性を訴えた。
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彼の著作は、様々な哲学者の思想を援引し、独自の論理を展開している。
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