朝帰り
あさがえり
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
coming home in the morning (after staying out all night)
文例 · 用例
新聞や牛乳の配達や、船員の朝帰りが、時々、私たちと行き違った。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
官員で、朝帰りで、洋服で、釣ってりゃ馬鹿だ、と天窓から呑んでかかって、中でも鮒らしい奴の黄金鎖へ手を懸ける、としまった!
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
―― さて何と思ったろう……その晩だったか、あと二三日おいてだったか、東雲の朝帰りに、思わず聞いた、「こんな身体で、墓詣りをしてもいいだろうか。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
朝帰りの客を当て込んで味噌汁、煮豆、漬物、御飯と都合四品で十八銭、細かい儲けだとたかをくくっていたところ、ビールなどを取る客もいて、結構商売になったから、少々の眠さも我慢出来た。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
朝帰りの女の電話を待つのは、ピンボケかポン引ぐらいなもんだ。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
旅は道連れ、一夜は情けか」 京吉は軽薄に言って、さア行こうと娘の手を取ると、「――見よ、東海の朝帰り!
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
賭けてもいいね」 百パーセントそれでさアねと、坂野が言った時、アパートの階段を登る足音が、「見よ、東海の朝帰り……」 という鼻歌と一緒に聴えて来た。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
朝帰りの客を当て込んで味噌汁、煮豆、漬物、ご飯と都合四品で十八銭、細かい商売だと多寡をくくっていたところ、ビールなどをとる客もいて、結構商売になったから、少々眠さも我慢出来た。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
作例 · 標準
朝帰りの例文