勅願
ちょくがん
名詞
標準
imperial prayer
文例 · 用例
推古天皇の時僧理修の開創で、更に文武天皇大寶年間に勅願所として大きな堂宇が建立されたのださうだ。
— 若山牧水 『鳳來寺紀行』 青空文庫
当山は勅願の寺院で、三門には勅額をかけ、七重の塔には宸翰金字の経文が蔵めてある。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
聞くと、此社は由緒ある神社で、維新前までは、京都の七条にあつて、天社宮と言はれて、歴代の天皇の勅願書や、有名な武将の祈願書などを沢山に蔵してゐるといふことであつた。
— 田山録弥 『初冬の記事』 青空文庫
文筆に関したこと以外で実隆の干与した職務といえば、御料所たる荘園の未進年貢の催促、勅額勅願所に関する出願の取次等もあった。
— 原勝郎 『東山時代における一縉紳の生活』 青空文庫
〕 即ちこの二つの銘文によって、法隆寺が用明天皇勅願の寺であり、その御心を継いで推古天皇と太子の建立されたところであることが明白となるとともに、太子薨去前後の事情も正確に知らるるわけである。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
彼は驚くほど誠実に勅願を承け、また太子の御心に服従した人である。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
薬師寺はもと大和|高市郡岡本郷に草創された天武天皇勅願のみ寺であるが、その後、元明天皇平城|遷都さるるに伴い、いまの右京六条の地に移されたのだという。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
* 前述のごとく薬師寺はもと天武天皇勅願の大寺である。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
作例 · 標準
病気の平癒を願い、勅願として建立された寺院を訪れた。
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古くから続くこの勅願には、人々の切なる思いが込められている。
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国王は勅願を出し、国民の平和と繁栄を祈った。
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