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焼鳥

やきとり
名詞
1
標準
文例 · 用例
私は、地下道へ降りて何も見ずに、ただ真直に歩いて、そうして地下道の出口近くなって、焼鳥屋の前で、四人の少年が煙草を吸っているのを見掛け、ひどく嫌な気がして近寄り、「煙草は、よし給え。
太宰治 美男子と煙草 青空文庫
焼鳥が喰いたいなら、買ってやる。
太宰治 美男子と煙草 青空文庫
私は焼鳥屋のおかみに向い、「おい、この子たちに一本ずつ。
太宰治 美男子と煙草 青空文庫
その頃の各劇場は毎月開場すること無く、一年に五、六回か四、五回の開場であるから、劇場の出方や茶屋の若い者などは、休場中に思い思いの内職を稼ぐのが習いで、焼鳥屋、おでん屋、飴屋、※粉屋のたぐいに化けるのもあった。
唐人飴 半七捕物帳 青空文庫
弁護士になっているだろうと思ったのに、そこは見るからに貧民窟で、木下は夜になると玉ノ井へ出掛けて焼鳥の屋台店を出しているのだった。
織田作之助 放浪 青空文庫
木下もやがて四十で、弁護士になることは内心諦めているらしく、彼の売る一本二銭の焼鳥は、ねぎ八分で、もつが二分、酒、ポートワイン、泡盛、ウイスキーなどどこの屋台よりも薄かった。
織田作之助 放浪 青空文庫
金を貯めて、小鈴とやがて産れる子供と三人で地道に暮すつもりやと北田はいい、そして、高峰、お前も温泉場の料理屋へ板場にはいり、給金を貯めて、せめて海岸通りに焼鳥屋の屋台を張る位の甲斐性者になれと意見してくれた。
織田作之助 放浪 青空文庫
弁護士になっているだろうと思ったのに、其処は見るからに貧民街で、木下は夜になると玉ノ井へ出掛けて焼鳥の屋台店を出しているのだった。
織田作之助 放浪 青空文庫