人気稼業
にんきかぎょう
名詞
標準
popular occupation
文例 · 用例
それで謹慎してりゃ、未だ可愛いが、よくよく人気稼業が忘れられんと見えて、しゃりしゃり『オリンピア』へ現れて来るって代物だ。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
人気稼業をしていただけに、契約の重んずべきことは判りすぎるほど知っていた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
人気稼業はしていても、まだ十六の六三郎ですから、江戸にいた頃には一度も浮いた噂を聞かなかったのですが、どうもこの頃は様子がおかしいと、一座のうちでも年嵩の者は眼をつけるようになりました。
— 岡本椅堂 『子供役者の死』 青空文庫
「お内儀、とんだ災難だったのう」「あの、もう御存じ――」「商売商売、蛇の道ゃ蛇さ」と、助五郎は洋銀の延べを器用に廻しながら「人気稼業の芸人衆だ。
— 牧逸馬 『助五郎余罪』 青空文庫
さっそく私に結婚してくれなどといったけれども、彼も物分りの悪い男ではなく、女に不自由のない人気稼業で、十両ぐらいで結婚なんて、おかしいでしょう、というと、じゃア時々会ってなどといったが、病後だからとその時はすんだけれども、巡業から戻ってくるたび、毎日のようにやってくる。
— 坂口安吾 『青鬼の褌を洗う女』 青空文庫
人気稼業のお政、世間からチヤホヤされて来たお政には、それでは我慢が出来ない。
— 小唄お政 『銭形平次捕物控』 青空文庫
一切の人気稼業の者共は、文士であろうと女優であろうと今日ではこうしたスポーツマンシップを大切にしているし、又大切にしなくてはならぬ。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
売りこみという商法や、人気稼業の性質からも、奇や変に通じ易い要素は多いが、仙には縁が少いのだ。
— 坂口安吾 『豊島さんのこと』 青空文庫
作例 · 標準
芸能人は人気稼業だから、常に世間の注目を意識している。
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人気稼業の世界は浮き沈みが激しい。
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彼は人気稼業に憧れて、この世界に入った。
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