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後ろ肩

うしろかた
名詞
1
標準
文例 · 用例
その後ろ肩を臨んで、小豆長光のひかりが一閃を描いたが、ほとんど同じ一瞬に、放生月毛は一|声いなないて竿立ちに脚を上げてしまった。
吉川英治 上杉謙信 青空文庫
幾は今にも軍治から激しい権幕で詰めよられるやうな気がして、慌てて、玄関の上にある女中部屋を片づけ、掃除したのだが、その間、軍治は袴も脱がず、縁側にたつて中庭に向ひ、何か押へつけてゐる風な後肩を見せてゐるきりだつた。
田畑修一郎 鳥羽家の子供 青空文庫
さう云ふ時、死んだ鳥羽そつくりの形が軍治の後肩のあたりに出るのだつた。
田畑修一郎 鳥羽家の子供 青空文庫