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御する

ぎょする
動詞-サ変-特殊動詞-他動詞
1
標準
to drive (e.g. horse, carriage)
文例 · 用例
しかしてどこから見ても、神河内を統御する大帝は穂高岳で、海抜五千七百尺の神河内から聳ゆること更に五千尺に近く、梓の濶流も、支線の小峡流も、その間の幾十反の点々たる平地も、何もかも一切包まれた谷は、神つ代の穂高見の命の知ろし召す世界である。
小島烏水 梓川の上流 青空文庫
この故にこそあの歌こそはおまへのうたでまたわれわれの雲と風とを御する分のその精神のうたである。
宮澤賢治 龍と詩人 青空文庫
雨や風や地震でさえ自由に制御することのできない人間の力では、この人文的自然現象をどうすることもできないのである。
寺田寅彦 ジャーナリズム雑感 青空文庫
その心境は恍惚として虚に憑り風に御する底の「能」の心境と一致しているのではあるまいか。
夢野久作 「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能 青空文庫
そういう意味における統制的要素としての定座が勤めるいろいろの役割のうちで特に注目すべき点は、やはり前述のごとき個性の放恣なる狂奔を制御するために個性を超越した外界から投げかける縛繩のようなものであるかと思われる。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
このようにして映画は自由自在に空間を制御することができる上に、また同様に時間を勝手に統御することができるのである。
寺田寅彦 映画芸術 青空文庫
風雅の心のない武将は人を御することも下手であり、風雅の道を解しない商人はおそらく金もうけも充分でなかったであろうし、朝顔の一|鉢を備えない裏長屋には夫婦げんかの回数が多かったであろうと思われる。
寺田寅彦 俳諧の本質的概論 青空文庫
内に省ると、外に對すると、學を爲すと、事に從ふと、情を御すると、智を役すると、藝に遊ぶと、神に事ふると、道に殉ずると、惡に墮すると、人間一切の事象皆氣の攝するところである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
2
標準
to control
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