水煮
みずに
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
boiling in (plain or lightly salted) water
文例 · 用例
…… 通力自在、膳も盃洗もすぐ出る処へ、路之助が、きちんと着換えて入って来て、鍋のものも、名物の生湯葉沢山に、例の水菜、はんぺんのあっさりした水煮で、人まぜもせず、お絹が――お酌。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
牛肉の大和煮、コンビーフ、ウィンナソーセージ、オイルサーディン、シャケの水煮、桃やミカンやパイナプルといった果物類、オレンジジュース、コカコーラ、そういった缶詰がほとんどだ。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
その爲め蘆の湖から吹き送る濕氣が多くていけないなどゝいふ者があるが、併しその相模灘から湧き上つてくる水煮氣が刻々千變萬化の奇趣妙景を盡しつゝやがて雲となり溪を埋め、峯を這ひ大空を蔽うてゆく有樣を見ようとすれば蘆の湯に足を逗めてゐなければならぬ。
— 近松秋江 『箱根の山々』 青空文庫
つぎに豌豆に青味を入れて水煮にしたものが出た。
— 久生十蘭 『重吉漂流紀聞』 青空文庫
それでなあ、此の猫|鶏の肉が好きやよつてに、僕、自分でこれ買うて来て、水煮きにしときましたさかい、彼方へ着いたら直き食べさしてやるやうに云うとくなはれしまへんか。
— 谷崎潤一郎 『猫と庄造と二人のをんな』 青空文庫
それからお土産の包を開いて、水煮きにしてある鶏の肉を、筍の皮ぐるみそれらの御馳走と一緒に並べた。
— 谷崎潤一郎 『猫と庄造と二人のをんな』 青空文庫
」人が好いやうでへんにづう/\しいところのある彼は、さう云ふことには馴れたものなので、「何しなはんね」と云はれても「訳がありまんねん」とばかり、ニヤ/\しながら勝手口へ廻つて行つて、筍の皮包の鶏の肉をアルミニユームの鍋へ移すと、瓦斯の火を借りて水煮きにした。
— 谷崎潤一郎 『猫と庄造と二人のをんな』 青空文庫
それでなあ、この猫|鶏の肉が好きやよってに、僕、自分でこれ買うて来て、水煮きにしときましたさかい、彼方へ着いたら直き食べさしてやるように云うとくなはれしまへんか。
— 谷崎潤一郎 『猫と庄造と二人のおんな』 青空文庫
作例 · 標準
下処理済みのタケノコの水煮を使えば、煮物料理も手軽に作れる。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
ツナの水煮缶は、オイルを気にする人にとって心強いダイエットの味方だ。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
「大豆の水煮が余ってるから、五目煮でも作ろうかな」
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
水煮(みずに)とは、食材を水または塩水で煮ること、または煮たものを指す言葉。主に食材の下拵えや保存のために行われる。購入して味付けするだけで簡単に料理が作れることから、一般家庭はもとより食品加工業や外食産業においても大量に消費されている。
出典: 水煮 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0