区間列車
くかんれっしゃ
名詞
標準
local train
文例 · 用例
ともかくひと風呂暖まって、丹前に寛ぎながら、夕餉の膳を囲んでゆっくりと飲みはじめたのであったが、こんな辺陬な駅への区間列車なぞはこれでおしまいだったのであろう。
— 橘外男 『生不動』 青空文庫
そしてこの駅がトンヅール方面への区間列車の分岐点になっているのと、近くにフォーゲルホルンスの景勝地を控えているため、子供連れの物見遊山の客や乗る人降りる人、密輸入業者たちも、ここで一息入れるであろうし、遥かに北フリジア諸島の山々を、北海の煙波の彼方に望み見て、長いホームはかなりの雑踏を極めている。
— 橘外男 『グリュックスブルグ王室異聞』 青空文庫