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鈍痛

どんつう
名詞
1
標準
dull pain
文例 · 用例
彼はすべての動作を機械的に運び心は例の疑問の究明に向って鈍痛を覚えるほど頭の一処は熱く凝らして居た。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
笑ひ度いやうな痛痒い鈍痛だけがかすかに残る。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
おほむね鈍痛だが、時にヅキヅキと劇しくなる。
中島敦 かめれおん日記 青空文庫
寒気が募るにつれて下腹部が鈍痛を覚えるばかりでなく、腰の後ろのほうに冷たい石でも釣り下げてあるような、重苦しい気分を感ずるようになった。
有島武郎 或る女 青空文庫
葉子は絶えず腰部の不愉快な鈍痛を覚ゆるにつけ、暑くて苦しい頭痛に悩まされるにつけ、何一つからだに申し分のなかった十代の昔を思い忍んだ。
有島武郎 或る女 青空文庫
」するとすぐ頭が重くかぶさって来て、腹部の鈍痛が鉛の大きな球のように腰をしいたげた。
有島武郎 或る女 青空文庫
重石をつり下げたような腰部の鈍痛ばかりでなく、脚部は抜けるようにだるく冷え、肩は動かすたびごとにめりめり音がするかと思うほど固く凝り、頭の心は絶え間なくぎりぎりと痛んで、そこからやりどころのない悲哀と疳癪とがこんこんとわいて出た。
有島武郎 或る女 青空文庫
ただ鈍痛とのみ思っていた痛みは、どっちに臥返ってみても我慢のできないほどな激痛になっていて、気が狂うように頭は重くうずいた。
有島武郎 或る女 青空文庫
作例 · 標準
肩の鈍痛が続いていて、なかなか治らない。
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風邪をひくと、全身に鈍痛が走る。
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朝起きると、頭に鈍痛を感じた。
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