アイヌ族
アイヌぞく
名詞
標準
Ainu race
文例 · 用例
昔、アイヌ族が繁栄していた時代には、アイヌも立派な民族文字をもっていた。
— 宮本百合子 『文学と生活』 青空文庫
之は大和朝廷の天孫民族にも知られてゐなかつたし、先住民族の土蜘蛛やアイヌ族にも知られてゐなかつた。
— 竹内勝太郎 『淡路人形座訪問』 青空文庫
信夫には健康とアイヌ族の鼻髭があつた。
— 坂口安吾 『山麓』 青空文庫
背中から取り出されたまるみのある柔かい音、そして哄笑するアイヌ族の鼻髭。
— 坂口安吾 『山麓』 青空文庫
言うまでもなく毛人とはアイヌ族のことである。
— 喜田貞吉 『奥州における御館藤原氏』 青空文庫
さきに自分が本誌において、奥羽地方のアイヌ族がすでに先秦時代に際して、大陸と交通したのではなかろうかというような、突飛な説を担ぎ出すに至ったのは、主として津軽半島の北端に近い宇鉄から発見せられた石刀が、先秦時代のシナの刀貨と類似しているところにヒントを得たためであった。
— 喜田貞吉 『奥羽北部の石器時代文化における古代シナ文化の影響について』 青空文庫
もちろんその絶対年代を確かめることは容易でないが、もし厳格に「史」なる意義を解釈したならば、今の北海道のアイヌ族のごときは明治に至るまでもまだ史前時代にいたと言ってしかるべき場合もある。
— 喜田貞吉 『日本における史前時代の歴史研究について』 青空文庫
越人は近くまで千島アイヌがクシと呼ばれたと同じく、アイヌ族に対する一つの名称であった。
— 喜田貞吉 『「ケット」と「マット」』 青空文庫
作例 · 標準
例句