術芸
じゅつげい
名詞
標準
文例 · 用例
鄭玄(中国、後漢の儒学者・訓詁学者)は云う、「同門の者を朋と云い、志を同じくする者を友と云う」と、師を同じくして教えを受け、願いを同じくして術芸を習い、道を同じくして学問に従い、志を同じくして徳の向上に努める、このような環境において人は自然と朋友助け合い、切磋琢磨して次第に成長を遂げる。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
朋友切磋琢磨して、術芸は日々に進み、徳は日々に成ろうとする。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
であれば一芸一能の様なつまらないものでも、人が真の術芸を持つ時は、その人が深く世に埋もれ隠れて居ても、世は自然と之を知り、その術芸を世の用に役立たせないではおかない。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
第一には、我が徳が未だ厚く積もらず、我が才能が未だ広め充たされず、我が学問が未だ能く習熟せず、我が力が未だ大にならず、我が術芸が未だ精ならず、持つものが不足であれば、人が知り世が認めるところにはならない。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
道徳の上においても、知識の上においても、術芸の上においても、趣味の上においても、未だ忠を得るに至らないものは、決して向上進歩しないのである。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
然らば学校にいる時に最注意することは、技術芸能でなくて人生の理想を養うことである。
— 新渡戸稲造 『女子教育に就て』 青空文庫
芸術芸術はわれを此処にまで導きぬ、今こそ云はめ、われ、芸術を彼処に伴ひ行かん、より真実に、より光ある処へと。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
ことほぎ神座を持つて廻つて、遂に神楽と言ふ一派の呪術芸能を開いたものでも、亦「ほかひ」である点では一つであつた。
— ――序説として―― 『唱導文学』 青空文庫