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白妙

しろたえ異読 しらたえ
名詞
1
標準
white cloth
文例 · 用例
福慈の神に出会い一目それをわが娘と知るや無我夢中になってしまって、矢庭に掻き抱こうとした旅塵の掌で、危うく白妙の斎の衣を穢そうとして、娘に止められて気が付いたほどである。
岡本かの子 富士 青空文庫
「近常さんは、それですから幻の月の世界へ、縋りついて攀上るように、雪の山を、雪の山を、ね、貴方、お月様の御堂を的に、氷に辷り、雪を抱いて来なすって、伏拝んだ御堂から――もう高低はありません、一面|白妙なんですから。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
附添ふ侍女を羞らひに辭しつゝ、新婦の衣を解くにつれ、浴室颯と白妙なす、麗しき身とともに、山に、町に、廂に、積れる雪の影も映すなり。
泉鏡太郎 婦人十一題 青空文庫
六月 裾野の煙長く靡き、小松原の靄廣く流れて、夕暮の幕更に富士山に開く時、其の白妙を仰ぐなる前髮清き夫人あり。
泉鏡太郎 婦人十一題 青空文庫
娘の色の白妙に、折敷の餅は渋ながら、五ツ、茶の花のように咲いた。
泉鏡花 栃の実 青空文庫
」 俯向いて、我と我が口にその乳首を含むと、ぎんと白妙の生命を絞った。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
※|廓へ近き畦道も、右か左か白妙に、この間に早瀬|主税、お蔦とともに仮色使と行逢いつつ、登場。
泉鏡花 湯島の境内 青空文庫
君行きて心も冥く白妙に降るてふ夜の雪|黝み見ゆ。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
作例 · 標準
清らかな白妙が神社の鳥居に飾られていた。
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彼女は白妙の着物をまとって、舞台に上がった。
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古い物語には、白妙の衣をまとった仙人が登場する。
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2
標準
white
作例 · 標準
夜空に浮かぶ白妙の月が、あたりを淡く照らしていた。
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白妙の肌を持つ彼女は、まるで雪の妖精のようだ。
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日本画では、白妙の美しさが独特の表現で描かれる。
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