幻辞.com

体たらく

ていたらく異読 テイタラク
名詞
1
標準
(unpleasant) state of affairs
文例 · 用例
私は、あの人も、こんな体たらくでは、もはや駄目だと思いました。
太宰治 駈込み訴え 青空文庫
揃いも揃って娘二人があの体たらくでは、親や兄は定めて困っているに相違ない。
岡本綺堂 怪獣 青空文庫
何しろこんな体たらくで、うちではしょうがねいけど、婆が欲張って秋蚕なんか始めやがってよわっちまァ」「えいさ、それもやっぱり楽しみの一つだから」「うんそうだ亀公のとこん鯰があったようだった、どれちょっとおれ見てきべい」 兄はすぐ立って外へ出る。
伊藤左千夫 紅黄録 青空文庫
このあばら家の体たらくでは、あと金の十四両をとどこおりなく払い渡してくれればいいがと、一種の不安を感じながら控えていると、奥からは容易に人の出てくる気配もなかった。
一つ目小僧 半七捕物帳 青空文庫
「なるほど、顔の色がよくないようだ、起きていてもいいのですかえ」「こんな体たらくで失礼をいたします。
半七先生 半七捕物帳 青空文庫
時に理髪師門の孔からこの体たらくを覗きおり、道人の頭さえ打たば金に成ると早合点して、他日自ら馳走を用意し心当りの道人八人を招待して飲食せしめ、すでにおわって門戸を閉じ、いきなり上座の道人の頭を打つと、これはただの人間だから血出て席を汚し、余りに隅へ駆り入るるの急なるより糞を垂れた。
犬に関する伝説 十二支考 青空文庫
ところが不思議な事は、飲む者初めは小鳥のごとく面白く唄い、次に獅子のように猛くなり、その上飲むと驢の体たらくに馬鹿となったという。
猪に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
その上に間断なくニタニタ笑いながら沼南と喃々私語して行く体たらくは柩を見送るものを顰蹙せしめずには措かなかった。
内田魯庵 三十年前の島田沼南 青空文庫
作例 · 標準
昼過ぎまで寝ていて、起きたらすぐ酒を飲む。そんな彼の体たらくを見かねて、ついに妻が出ていった。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
優勝候補と言われながら初戦で惨敗するとは、なんとも情けない体たらくだ。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
「いつまでそんな体たらくな生活を続けるつもりだ」と父から厳しく叱責された。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview