魔宴
まえん
名詞
標準
文例 · 用例
嗚呼、芸術と人生の澎湃極みなき魔宴よ、甲斐多き哉!
— 牧野信一 『浪曼的月評』 青空文庫
野に憧れて誘蛾灯を灯し、街裏にしけ込んで銀箔のしはぶきに咽びながら僕は、「ユリイカ」の食人種奴にひつとらへられ、飽くなき魔宴に籠絡されて、手紙なんて書ける筈のものではなかつた。
— 牧野信一 『ユリイカ・独言』 青空文庫
更に訂正と言葉を選んで完成しなほしたい欲望は強いが、何は兎もあれ僕はこれで一先づ魔宴の飲代を返済したとばかりに、幾人かの友へ向つて稍々得意げなる手紙を書くであらう。
— 牧野信一 『ユリイカ・独言』 青空文庫
(*2) これは「魔宴」事件でしょう。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
しかもその狂おしい魔宴の高潮を飾るかのように、大廂には火の雨すらハラハラとこぼれ降ッていた。
— 婆娑羅帖 『私本太平記』 青空文庫