眠り心地
ねむりごこち
名詞
標準
文例 · 用例
下萌時の時候の好さを、慵い眠り心地が、彼に官能的に味はせた。
— 徳田秋聲 『女流作家』 青空文庫
「どうでした――第一夜の眠り心地は……」 窓よりに置いたテーブルに向って長椅子にかけている秋山宇一が、ちょっとしゃれた工合に頭をうなずかせて挨拶しながら伸子たちにきいた。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
彼女は――眠り心地のいゝやうに――それをまた頭の上へ冠卷きにした。
— PECHEURS D'ISLANDE 『氷島の漁夫』 青空文庫
夜、人の寝静まっている時、ミンナは寝床から起き上がり、半ば眠り心地で心を躍らせながら、長く窓にもたれていた。
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫