一昨夜
いっさくや
名詞副詞
標準
night before last
文例 · 用例
彼が部屋で感覚する夜は、昨夜も一昨夜もおそらくは明晩もない、病院の廊下のように長く続いた夜だった。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
」「いいえ、わたくしは一昨夜競馬場の西で別れたきりです。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
本社のいちはやく探知するところによればツェ氏は数日前よりはりがねせい、ねずみとり氏と交際を結びおりしが一昨夜に至りて両氏の間に多少感情の衝突ありたるもののごとし。
— 宮沢賢治 『クねずみ』 青空文庫
昨夜も、一昨夜も、夕食果てゝ後は部室の窓を開放して、海から送る凉しき風に吹かれながら、さま/″\の雜談に耽るのが例であつた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
一昨夜はトムを殺された、昨夜は父を奪われた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
一昨夜寄宿舎で雨の音を聴いてゐると、ふと家が恋しくなつて、父や姉の傍で寝たいなと思ふと、今までになかつたことだのに、もうたまらなくなり、ふらふら昼の汽車に乗つてしまつたのやいふ言ひ分けを、しかし父親は承知せずに、その晩泊めようとせず、夜行に乗せて名古屋まで送つて行つたといふことだつた。
— 織田作之助 『木の都』 青空文庫
仙崎の宿はよかつた、設備(部屋も夜具も便所も湯殿も井戸も)待遇(その大半はおかみさんのサービス如何にある)共によかつた、木賃料は一昨夜の宿とおなじく三十銭だが、その倍の値打はある、相客三人、屋号は寺田屋。
— 仙崎 『行乞記』 青空文庫
僕は一昨夜あなたに銀座であとをつけられた青年です。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
作例 · 標準
一昨夜は友人と飲みに行って、終電を逃してしまった。
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一昨夜から急に寒くなったね。風邪をひかないように気をつけないと。
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一昨夜、子供が熱を出して、夜通し看病したよ。
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