真砂
まさご
名詞
標準
sand
文例 · 用例
相模|嶺の小嶺を見過し、真砂|為す余綾の浜を通り、岩崩のかげを行く。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
多少の個性は勿論一人一人に多少ずつはあっても、それが浜の真砂の一つ一つの個性のような個性では専門家以外には興味は稀薄である。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
浜の真砂の中から桜貝を拾う子供のような好奇心の追究を一時中止して、やや冷静に立ち帰って考えてみると、これはむしろなんでもない事のようである、統計数学上の込み入った理論を持ち出すほどでなくとも、簡単なプロバビリティの考えから、少なくも原理の上からは、説明のつく事である、というふうに考えられて来た。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
たとえば「三角芝の足舐り」とか「T橋のたもとの腕真砂」などという類である。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
後者は、城山のふもとの橋のたもとに人の腕が真砂のように一面に散布していて、通行人の裾を引き止め足をつかんで歩かせない、これに会うとたいていはその場で死ぬというのである。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
夥しく上がった海月が五色の真砂の上に光っているのは美しい。
— 寺田寅彦 『嵐』 青空文庫
ここな二階から見ると真砂町の何とか館の廊下を膳をはこぶ下女が見える。
— 寺田寅彦 『雪ちゃん』 青空文庫
浜の真砂が磨滅して泥になり、野の雑草の種族が絶えるまでは、災難の種も尽きないというのが自然界人間界の事実であるらしい。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
作例 · 標準
海岸には、きめ細やかなまさごが広がっていた。
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まさごの感触が足の裏に心地よい。
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子供たちは、まさごを集めて砂山を作って遊んだ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
真砂(まさご、まなご)は、以下のものをさす。 真砂土 - 単に真砂ともいう。
地名
- 真砂 (千葉市美浜区) — 千葉県千葉市美浜区の町名。
- 揖保町真砂
- 真砂 (新潟市西区) — 新潟県新潟市西区の大字。
- 真砂 (茨木市) — 大阪府茨木市の大字。
- 中辺路町真砂 — 和歌山県田辺市の大字。
- 真砂 (古座川町) — 和歌山県東牟婁郡古座川町の大字。
- 真砂町 (曖昧さ回避) — 全国各地に見られる大字。
- 真砂岳
出典: 真砂 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0