米搗き
こめつき
名詞
標準
rice polishing
文例 · 用例
……(太郎は米搗き、次郎は夕な、夕な。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
満蔵は米搗き、兄は俵あみ、省作とおはまは繩ない、姉は母を相手にぼろ繕いらしい。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
越後か信州者だろうが、米搗きにしちゃあ垢抜けのした野郎だ。
— 青山の仇討 『半七捕物帳』 青空文庫
店屋の灯のあかりに透かしてみると、それは彼の為吉と米搗きの藤助であるらしい。
— 青山の仇討 『半七捕物帳』 青空文庫
「わたくしは米搗きの藤助に眼を着けていたんですが、これは案外の善人で、銀八の方が案外の曲者でした。
— 青山の仇討 『半七捕物帳』 青空文庫
(3)労働(農耕者)、米搗き、粉磨き、打禾、収穫、葡萄摘み』『……演出されるのは生存競争上絶対に必要な日常生活の事実である』」(恒藤恭氏訳『マルクス主義の根本問題』増補版九二―九三頁) 併しながら、社会生活が複雑になつて来ると、この関係も複雑して来る。
— 平林初之輔 『文学方法論』 青空文庫
なにしろ僕等は毎朝三時から四時までの間に飛び起きて息を衝く予猶もなく米搗きの労働に従事するのだから。
— 牧野信一 『沼辺より』 青空文庫
昼間のランプは、白々しく、薄暗く、米搗きの濛々たる埃りに煙つて、沼底の観だつた。
— 牧野信一 『剥製』 青空文庫
作例 · 標準
昔は杵と臼を使った米搗きは大変な重労働で、村中が協力して行っていた。
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庭先から聞こえてくるトントンという米搗きの音が、どこか懐かしい。
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彼は精米機を使わず、今でも手作業の米搗きにこだわって美味しい米を追求している。
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