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盆提灯

ぼんぢょうちん
名詞
1
標準
Bon Festival lantern
文例 · 用例
洗髪、素足、盆提灯、涼台、桜湯――お邸方や大店の歴々には味えない町つづきの、星空の下での懇親会だ。
長谷川時雨 流れた唾き 青空文庫
この店は馬喰町四丁目でしたが、後には小伝馬町へ引移して、飾提灯即ち盆提灯や鬼灯提燈を造った。
淡島寒月 江戸か東京か 青空文庫
色の白い、眉の迫った、痩せぎすな若主人は、盆提灯へ火のはいった縁先のうす明りにかしこまって、かれこれ初夜も過ぎる頃まで、四方山の世間話をして行きました。
芥川龍之介 妖婆 青空文庫
そう云えばもう一つ、その頭の上の盆提灯が、豊かな胴へ秋草の模様をほんのりと明く浮かせた向うに、雨上りの空がむら雲をだだ黒く一面に乱していたのも、やはり妙に身にしみて、忘れる事が出来ません。
芥川龍之介 妖婆 青空文庫
又動作を如実によめる句は、手にうけて盆提灯をたゝみけり   みさ子片足づついざり草とる萩の前   汀女 (7) 婦人に関した材料をよめる句 婦人にとって一番親しみぶかい着物の句は古今共頗る多い。
杉田久女 大正女流俳句の近代的特色 青空文庫
元日の盆提灯「いつまでそんなところに立ってねえで座ったらどうだイ、圓太郎」 懐手をして立ったまんまの圓太郎を見て、今輔が声をかけた。
正岡容 圓太郎馬車 青空文庫
なるたけ人の出盛りそうなところへ持ってって売るんだ」「売るンだってなにを売るのさ」「お精霊さまンときブラ下げる盆提灯があるだろう」 一段と声を低めて今輔は、「あいつを売るンだ。
正岡容 圓太郎馬車 青空文庫
だけど兄貴、俺よく知らないけど盆提灯ての暑い時分に吊るもンだろう」「そうよ」「ホラ、あの蓮の花の絵や萩の絵やそれから夕顔の絵のくッついてるお提灯だろう」「そうよ」「ハテあんなものが三両になるかなア。
正岡容 圓太郎馬車 青空文庫
作例 · 標準
As evening fell, the gentle glow of the *bonjōchin* illuminated the entrance.
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Each family would hang a *bonjōchin* to guide the spirits of their ancestors.
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The delicate paper *bonjōchin* swayed softly in the breeze.
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