辻堂
つじどう
名詞
標準
wayside shrine
文例 · 用例
(F・O)T その夜 深更――S=荒れ果てた辻堂 辺りは古い杉の木が茂った深山幽谷である。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
葛籠の傍へ寄って人影なしと見て天狗の面を取って辻堂の縁に置く。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
辻堂の中から手が出て、縁に置かれた天狗の面をそッと掴んだ。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
と、 辻堂の扉がバタンと勢いよく開いた。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
T「こーら」 タハッと驚く山賊が振り返ると、 真黒な辻堂の中に天狗の顔が物凄く光って居る。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
辻堂の天狗が(団九郎)、T「吾こそは 此の仙境に 棲む天狗なり」 そら出たと山賊達、腰を抜かす。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
団九郎、辻堂へ逃げこむと入れ違いに、 武蔵現れて、 三人を斬り捨てる。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
T「我が慈悲道得の刀を 受けよと言うより早く」 と話す武蔵「スラリとばかりT「両刀抜き放ちて 飛びかかり」 身振り手振りも面白くT「この時妖雲 谷を覆い 山は轟々 と鳴り響く」S=辻堂 猛々と立ちこめた白煙。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
作例 · 標準
村の入り口にある辻堂で、旅人が一晩の宿を借りることにした。
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辻堂の中に安置された石仏に、村人が毎日花を供えている。
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長い散歩の途中で、小さな辻堂の軒下で雨宿りをさせてもらった。
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