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駄温

だおん
名詞
1
標準
文例 · 用例
春になればし、雪こ溶け、ふろいふろい雪の原のあちこちゆ、ふろ野の黄はだの色の芝生こさ青い新芽の萌えいで来るはで、おらの国のわらわ、黄はだの色の古し芝生こさ火をつけ、そればさ野火と申して遊ぶのだおん
井伏鱒二へ。津軽の言葉で。 雀こ 青空文庫
これ、おらの国の、わらわの遊びごとだおん
井伏鱒二へ。津軽の言葉で。 雀こ 青空文庫
こうして一羽一羽と雀こ貰るんだどもし、おしめに一羽のこれば、その雀こ、こんど歌わねばなんねのだおん
井伏鱒二へ。津軽の言葉で。 雀こ 青空文庫
妾が身を生けんも殺さんも、唯だおん身の命のまゝなり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
渠は唯だおん身を知ることを得たるを喜ぶならんといふ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
「いいんだいいんだおんめちゃん」と芳造は手を振った、「青海亀ってのはねおばさん、赤海亀っていう駄物と違って、※瑁にいちばん近い甲羅を持ってるんだ」 でも青海亀の甲羅は斑の形も、たいまいとはまるで違うじゃないの。
山本周五郎 枡落し 青空文庫
「おお、殿もご夫人もな……」「まだおん年も十六の太郎|信勝さままで、一きわすぐれた目ざましいお討死でござりました」「時とはいいながら、信玄公のみ代まで、敵に一歩も領土をふませなかったこの甲斐の国もほろびたか……」 と快川は、しばらく暗然としていたが、「して、勝頼公の最期のおことばは?
吉川英治 神州天馬侠 青空文庫
……のみならず、このよい年ごろをしてまで、この稲田の草庵の栄えを嫉み、自己の行法や道門の衰えを、ただおん身あるがためと憎み、板敷山に待ち伏せて、お生命をちぢめんものと、つい今日も、毒矢を研いでいたのであった。
吉川英治 親鸞 青空文庫