奥の細道
おくのほそみち
名詞
標準
The Narrow Road to the Deep North (chronicle by Matsuo Basho, published in 1702)
文例 · 用例
また、安永中の続奥の細道には、――故将堂女体、甲胄を帯したる姿、いと珍らし、古き像にて、彩色の剥げて、下地なる胡粉の白く見えたるは。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
「……はる/″\奥の細道とさへ言ふ。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
彼はそれによって旅情を追い、奥の細道三千里の旅を歩いた。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
芭蕉の「奥の細道」には、その出発に当り、「前途三千里のおもひ胸にふさがりて」と書いてあるが、それだつて北は平泉、いまの岩手県の南端に過ぎない。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
それにしても、今時、奥の細道のあとを辿って、松島見物は、「凡」過ぎる。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
東北地方の地方色が、文芸作品によって紹介されましたのは、極く最近のことでありまして、東北地方を目標としての最も古い文学である芭蕉の『奥の細道』にいたしましても、僅かに二百四十年ばかり、徳川中期のことであります。
— 佐左木俊郎 『文学に現れたる東北地方の地方色』 青空文庫
東北地方の地方色が、曲がりなりにも、文学の上に現れましたのは、やはり、芭蕉の『奥の細道』に於いてのそれを最初のものとしなければなりますまい。
— 佐左木俊郎 『文学に現れたる東北地方の地方色』 青空文庫
芭蕉の『奥の細道』の中に松島の風光が詳しく記されてあります。
— 佐左木俊郎 『文学に現れたる東北地方の地方色』 青空文庫
作例 · 標準
例句