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春色

しゅんしょく
名詞
1
標準
spring scenery
文例 · 用例
{1}『春色辰巳園』巻之七に「さぞ意気な年増になるだらうと思ふと、今ツから楽しみだわ」という言葉がある。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
また『春色梅暦』巻之二に「素顔の意気な中年増」ということもある。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
例えば『春色梅暦』巻之七に出ている流行唄に「気だてが粋で、なりふりまでも意気で」とある。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
しかし、また同書巻之九に「意気の情の源」とあるように、意識現象に「いき」の語を用いる場合も多いし、『春色辰巳園』巻之三に「姿も粋な米八」といっているように、客観的表現に「粋」の語を使う場合も少なくない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
春色梅暦』に藤兵衛の母親に関して「さも上品なるそのいでたち」という形容があるが、この母親は既に後家になっているのみならず「歳のころ、五十歳あまりの尼御前」である。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
「いつも立寄る湯帰りの、姿も粋な」とは『春色辰巳園』の米八だけに限ったことではない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
米八が『春色恵の花』のうちで「そんな色気のないものをたべて」と貶した「附焼団子」は味覚の効果をほとんど味覚だけに限っている。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
また『春色梅暦』では、丹次郎を尋ねて来る米八の衣裳について「上田太織の鼠の棒縞、黒の小柳に紫の山まゆ縞の縮緬を鯨帯とし」と書いてある。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
作例 · 標準
里山は一面の春色に染まり、訪れる人々を癒していた。
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「わあ、見て!この桜の春色、本当に綺麗!」と娘が興奮して言った。
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春色の装いに身を包み、彼女は新しい季節の訪れを喜んだ。
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