原因不明
げんいんふめい
名詞名詞-の形容詞
標準
cause unknown
文例 · 用例
いったい自分はどういうものか、従来肖像画というものにはあまり興味を感じないし、ことに人の自画像などには一種の原因不明な反感のようなものさえもっているのであるが、それにもかかわらずついに自分の顔でもかいてみる気になってしまった。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
」「原因不明の神経障害について論文をお書きの、あの?
— THE RESIDENT PATIENT 『患者兼同居人』 青空文庫
しかもそれは赤座自身ではない、却って赤座の仇であって、原因不明の変死を遂げてしまった。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
ある時、八九郎は、原因不明の熱病にかかった。
— 小酒井不木 『二重人格者』 青空文庫
彼は平岡に面するときの、原因不明な一種の不快を予想する様になつた。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
外国から帰ったものでそのまま家に滞っているものは、どういうものか、原因不明の高熱がつづき、入院する危なさを通るのが例である。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
この事件の内容というのは偶然に離れ離れに起った、原因不明の出来事の色々を、一つに重ね合わせで覗いたものに過ぎないのだ。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
その二の腕に出来た原因不明の擦過傷を、黒いアゴヒゲを生やした医者らしい男が、「……静かに……静かに……」 と云いながら叮嚀に拭き浄めているのであった。
— 夢野久作 『幽霊と推進機』 青空文庫
作例 · 標準
彼は原因不明の発熱で、しばらく入院することになった。
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畑の作物が原因不明で枯れてしまい、農家は困惑している。
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その絵画の作者は原因不明の火事で焼失してしまい、今となっては謎だ。
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