空き瓶
あきびん異読 からびん
名詞多音語
標準
empty bottle
文例 · 用例
「四谷区の大木戸からビールの空き瓶を汐留駅まで運んでゆく途中、九時半頃桜田門のところまで来ますと、車に故障がおきたと見えて動かなくなりましたので、車から降りてしらべていました。
— 平林初之輔 『鉄の規律』 青空文庫
三、現場に散乱していたビールの空き瓶の一つに毛髪の付着しいたるものあるを発見したるが、顕鏡の結果、この毛髪は被害者の毛髪なること判明せり。
— 平林初之輔 『鉄の規律』 青空文庫
四、この空き瓶はいったん自動車の窓より入りて被害者の頭部にあたり、それからさらに窓より車外にころがりたるものと見做さざるべからず。
— 平林初之輔 『鉄の規律』 青空文庫
五、しかるに自動車の中へは空き瓶の自由に出入することは車体の構造より見て不可能なり。
— 平林初之輔 『鉄の規律』 青空文庫
竹見は、おどろいて、空き瓶の中に入れて持ってきた水で、彼のくちびるをうるおしてやった。
— 海野十三 『火薬船』 青空文庫
波の上にはみかんの皮やビールのあきびんなどが浮いたり沈んだりして音楽に調子を合わせていた。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
子供らはよくこれらの小さな虫をつかまえて白粉のあきびんへ入れたりした。
— 寺田寅彦 『芝刈り』 青空文庫
すると、今度は常識という平凡きわまる悪魔めが私の耳のそばで、おまえが今見たのは日曜日の晴着を着た金持の菓子屋のおかみさんが、薔薇香水か何かをこしらえるために使ったあきびんを窓の張り出しに置いただけのことだとささやき始めた。
— 廃宅 『世界怪談名作集』 青空文庫
作例 · 標準
飲み終わったビールの空き瓶は、水で軽くすすいでからそちらのケースに入れておいてください。
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部屋の隅には、彼が徹夜で作業した形跡を物語る栄養ドリンクの空き瓶が転がっていた。
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ジャムの空き瓶をきれいに洗って、自家製のピクルスを漬けるのに再利用した。
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