不意気
ぶいき
形容動詞名詞頻度ランク #37113 · 青空 0 例
標準
vulgar
文例 · 用例
それに反して野暮は同義語として、否定的に言表された不意気と不粋とを有する。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
自分に近接している「町風」は「いき」として許されるが、自分から疎隔している「屋敷風」は不意気である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
人間と獣類との間に身体の構造についてさほどの大差がないのに、人間の体の動かし方や歩き方は獣類に比して、まるで竹馬に乗っかって歩くように(木に竹をついだように)全く不自然にゴツゴツとぎこちなく歩く、そして直ぐ疲れてしまい、かつ歩きぶりが不意気なものだ。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
……不意気だねえ、――一石橋の朧夜に、」 四辺を見つつ袖を合せた、――雲を漏れたる洗髪。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
何か、聞きゃ、河野の方で、妙の身体に探捜を入れるのが、不都合だとか、不意気だとか言うそうだが、」 噫、礼之進が皆|饒舌った……「意気も不意気も土百姓の知った事かい。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
ところが、世の中のめぐり合せという奴は不思議なもので、思いがけなく、とんだ不意気で、不粋なことを、おまはんに聴かせなけりゃあならねえ羽目になった。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
然し店硝子にうつる乃公の風采を見てあれば、例令其れが背広や紋付羽織袴であろうとも、着こなしの不意気さ、薄ぎたない髯顔の間抜け加減、如何に贔屓眼に見ても――いや此では田舎者扱いさるゝが当然だと、苦笑いして帰って来る始末。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
古ズボンに古下駄をはき、それに古手拭をさがし出して鉢巻の巻方も至極|不意気にすれば、南は砂町、北は千住から葛西金町辺まで行こうとも、道行く人から振返って顔を見られる気遣いはない。
— 永井荷風 『※東綺譚』 青空文庫
作例 · 標準
「そんな不意気な言葉遣いはやめなさい!」と母親に叱られた。
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彼の不意気な態度は、周りの人たちを不快にさせた。
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publicの場で不意気な振る舞いをすると、信用を失う可能性がある。
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